ご挨拶

センター長からのご挨拶

 

先端医工学研究センター(A M E C : a d v a n c e d m e d i c a l e n g i n e e r i n gc e n t e r,通称エイメック)は平成28年4 月に開設,また同年6 月に地方創生加速化交付金のご支援により姫路駅サテライトラボを姫路ターミナルスクエアに開所しました.

本センターでは兵庫県立大学が長年培ってきた医工学研究に関する研究シーズを集結させ,異分野の研究者が学学連携することで,研究開発の深化,効率化,多様化を進めています.そのため本センターには,工学研究科,生命理学研究科,物質理学研究科,シミュレーション学研究科,看護学部,環境人間学部など,分野横断的に50名以上の教員が参画しています.これにより,材料分野,デバイス分野,情報解析分野,バイオ分野,病院情報分野など,様々な医療ニーズへの対応が可能です.

次に,本センターが核となり,医療機関の研究ニーズ,ものづくり企業のシーズ,そこに兵庫県立大学の基礎研究開発が加わることで,革新的な医工学製品の研究開発を推進しています.その仕組みとして医工連携コンソーシアムを設立し,製造業,医療機関,金融機関,各種団体,個人にご加入いただき,ニーズ,シーズの紹介,マッチングを進めています.さらに最新の医工学関連技術,治療・診断技術を情報収集するため,国内外の工学・医学研究者らを講師にお招きし,毎月例会で学術交流講演会,医工連携セミナーを開催しています.また年度フォーラム,国際シンポジウムを開催し,国内外へ本センターの活動周知に努めています.

姫路駅サテライトラボは本センターの事業実施部門として,センター長,姫路駅サテライトラボ担当部門長,医産学連携・研究支援コーディネーター,事務補助らが常駐しています.また,医工学研究を推進するため共同利用機器や会議室を設置し,多くの方にご利用いただいています.さらに,企業との共同研究スペースも設置し,現在2 社にご利用いただいています.新規利用も随時受け付けておりますので,お気軽にご相談ください.

将来的な展望として,平成34年度に兵庫県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編により開院予定の兵庫県立はりま姫路総合医療センター(仮称)と連携して医療工学のさらなる進展を図るために,本センターを発展的に再編・整備した上で同医療センター内に移設することを計画しています.このことにより,医療現場と密接に関連した高度な教育・研究を行うと共に,先端的な医療機器や医療情報技術の開発等先進的な医工学技術に取り組む医産学連携拠点として,ものづくり産業の振興を図ることを考えています.同拠点の整備に向け,本センターの機能を充実,活動を活発化させていきますので,ご支援のほどよろしくお願いします.

本センターの積極的な活用を推進し,ものづくり企業においては医工学事業への参入,医療機関においては最先端医工学技術の導入に寄与することで,兵庫県立大学と地域の連携をより一層進展させるべく活動して参ります.

平成29年8 月吉日   小橋 昌司