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10月17日,第15回学術交流講演会「MEMSの医療・ヘルスケア応用 -実用化に向けた実装技術を重点的に-」を開催します.

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第15回学術交流講演会への参加を希望される方は、お名前とご所属、交流会(会費4000円)参加の有無を明記の上、info@amec-hyogo.org まで参加申し込みをお願いいたします。
(10月9日(火)締切)

1.日時:2018年10月17日(水) 18:00~19:00 (開催時間を変更しました)

2.場所:姫路ターミナルスクエアビル2階会議室

3.講師:慶應義塾大学 理工学部 三木 則尚 教授

4.演題 : 「MEMSの医療・ヘルスケア応用 ―実用化に向けた実装技術を重点的に―」

5.概要
人生100年時代の到来が予見される中、医療費の低減はもちろん、QOLの維持、向上がこれからの医療、ヘルスケアに不可欠である。MEMS、マイクロ・ナノシステムはその小ささゆえに、患者への負担を小さく、かつ高性能な新規医療機器を実現するポテンシャルを有している。我々のグループでは、マイクロ流路とナノ多孔質膜を積層したインプラント人工腎臓の開発を行っている。実用化すれば、通院、治療回数の低減や、水分摂取制限の緩和など、国内33万人の透析患者の方々のQOLを劇的に改善すると期待される。一方で、その実用化には、生体・装置の界面技術ならびに、滅菌や術式、また治療効果を評価するためのシステム技術の開発が不可欠であることが明らかになった。我々はこれらを特にマイクロ・ナノ医療デバイスの実装技術と定義し、その体系化を目指している。また、インプラント人工腎臓の事業化に向けた取り組みもAzinzoプロジェクトとして開始した。いまだ順調とは言えないが、これまでに直面した課題などをシェアしたい。
Azinzoを患者QOL改善への先端医療からのアプローチとすると、ヘルスケアからのアプローチである、美味しさと減塩を両立するソルトチップⓇ(LTasteプロジェクト)についても紹介する。発想はMEMS分野、マイクロ・ナノ分野からではあるが、最終的な形態は全く異なるものとなっている。こちらも技術に加えて、大学発ベンチャーの課題など、社会実装に向けた取り組みも含め議論したい。